砂漠の陰から

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広大な砂漠のような社会の陰でちまちまと生きていくブログ

読書感想:『コスパ飯』を読んだ

こんにちは。

税理士試験が終わってから、特にやることがありません。
1ヶ月詰め込みでやっていたせいで、
いざ試験が終わるとやることがないですね。

以前本屋で見つけて、買ったまま積んでいた本を読みました。

コスパ飯 (新潮新書)

コスパ飯 (新潮新書)

  • 作者:成毛 眞
  • 発売日: 2017/04/15
  • メディア: 新書

あらすじ

究極の卵かけご飯のために購入する2,000円の醤油は高いか?

ある時は最高の「牛めし」を決めるべく数十種を食べ比べ、またある時は美味しいサラダのコツを求めて評判のオーベルジュに足を運ぶ。東にいい食材を探し、西で名物料理の味を試す。「うまさ」は前提条件。その上でどれだけ投資効率が良いか、つまりコスパを追求。ネットを駆使して情報や現物を集め、想像力全開で工夫も凝らす。持ち前の知的好奇心で数々の「うまい!」に辿りついた軌跡を語る初めての「食」の本。

かつてはマイクロソフトの取締役もつとめた筆者が
「うまい」料理を求めた軌跡だったり、過去の逸話だったりを綴っています。

感想

コスパ
最近、見るようになった言葉ですね。

「高くてうまい」ものもあれば「高くてまずい」ものもある。
そしてそれと同じくらい「安くてうまい」ものもあれば
「安くてまずい」ものもある。

「高くてうまい」ものは当たり前だし、「安くてうまい」ものは「高くてうまい」ものにはない喜びを感じさせてくれる。
もちろん、「安くてまずい」ものよりは「高くてうまい」ものが好きだ。そして、同じうまいものなら「安くてうまい」ものが好きだ。



当たり前のことを言っているようですけど、なるほど、とも思いました。



僕は、一人でなにか食べるときはコンビニやスーパーの惣菜で済ませています。
その惣菜は、価格は安いでしょうが
それは果たして「うまい」ものなのか…。



筆者は、外のレストランで食べたものを
家で再現するのが好きだと言っています。
家で作れば、もちろん価格は抑えられるし好きなようにアレンジもできる。
外食は家で作る料理を探しに行くためにするとまで言い切っています。



読んでいて思ったのは、この人すごい好奇心があって
向上心がある人なんでしょうね。
僕はいつも外で食べるときは同じものしか食べません。
茶店へ行っても、同じメニュー。


少なくとも、この筆者のように、最高の牛めしを求め
デパ地下を駆け回って牛めしを食べ比べるということはしないです。
この本を読んでから、色々試してみるのも悪くないかと考えています。



チャレンジ精神と向上心、そして行動力は大事なものですね(笑)
究極の卵かけご飯のための2,000円の醤油は高いのか否か、
気になる方は読んでみてください。


それではまた。