砂漠の陰から

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広大な砂漠のような社会の陰でちまちまと生きていくブログ

雑記:今年は専門知識を深く掘り下げていきたい

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確定申告も落ち着いてきた今日この頃。
本当は3月も何かしら記事を書きたかったが、こればかりはしょうがない(実際下書きまで書いたけど、書ききれずに放置している記事が2つくらいあって悲しい)


さて、皆さんは「T型人材」という言葉をご存知だろうか。
恐らくどっかの意識が高いスーパーエリートな人が考えた言葉であろうが、その意味は「柱となる専門的知識を持ちつつも、幅広い知識を持つ人材」というモノだ。
すなわち「T」という文字の縦線が専門的知識の深さを示し、横線が知識の幅広さを示している。
大学のときの勉強家な友人に教えられた言葉だが、なるほど優秀な人材とは何かということを端的に表現していると感心した覚えがある。


会計事務所に勤める人間として(まだ税理士登録できていない)、このT型人材について考えていきたい。
縦線が表す専門的知識は、もちろん「税務知識」だろう。独占業務の柱となる知識だから、この知識は負けちゃいけない。
だとすれば横線の幅広さは?と言えば、それ以外の経営に関する知識だろう。特に社会保険等の労務的な知識は、実務の上で切っても切り離せないモノだ。税理士試験終わったら労務士試験受ける人がいるけど、気持ちはよくわかる。
あとは会社法。登記や組織再編などにおいて必要になる。相続は民法が複雑に絡む。極端に言えば「税法以外の法律」が横線部分にあたる。つらいねコレ。


さて、ぼくの現状はどうかと言えば、消費税は試験で死ぬほど勉強したから人並みには知識がある自負があるが、法人税所得税は実務で経験する範囲のことしかやれていない。相続税に至っては、実務で経験していないから学校の講義で習った範囲のことしかわからない(しかもあんまり覚えていない)
となれば、まず専門的知識を掘り下げていくべく、今年は相続税法人税を特に重点的に学んでいきたい。コレがぼくの「今年、学びたいこと」だ。所得税はとりあえず後回し。確定申告終わったし。


TACから合格者向けに基礎マスター教材を安く買えるお知らせがあったから、とりあえず相続税法の教材を買いました。
とりあえず8月くらいまでは相続税を中心にやりつつ、余力があれば全経が主催している「税法能力検定」も受験したいと考えている。
欲を言えばFP2級も受験したい・・・けど、こっちはTでいう横線部分だろうから、まあできればって感じで。


余談だけど、FP試験は本当にいい試験だと思う。税金、保険、住宅ローンetc。お金に関して、生きていく上で最低限必要な知識を学べる。
試験自体は、3級程度であれば過去問回してパターン暗記で3日で受かる試験。履歴書に書けるかどうかはわからんけど、知識を広げる上ではすごくオススメしたい資格です。


そんなわけで、新年度も始まりましたが、頑張っていきましょう。


#今年、学びたいこと

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