砂漠の陰から

砂漠の陰から

広大な砂漠のような社会の陰でちまちまと生きていくブログ

雑記:子どもってすげえよ


インターネットに子どものことを書くことは、なんとなく気が引けていました。なぜか?と聞かれたとしても、バシッとした一言での回答は思い浮かびません。それほどふんわりとした理由ということなんですね。
SNSを見ると、精力的に投稿されている方はたくさん見えます。そういった投稿はよく見ますね。インスタストーリーの子どもを見せたいんだか自分を見せたいんだかわからんような写真、YouTubeショート動画の「うちの子カワイイやろ?」と言わんばかりの動画もねぇ。

ぼくは「はえー、みんなはこんな感じなんだあ」とアホ面で眺めています。しかし、人によっては不快に感じる人もいるようですよね。不妊治療をされている人だったり、婚活を頑張っている人だったり、様々な悩みを抱えている人がいます。見る人が見れば「幸せアピール」と感じるところもあるでしょうね。
出る杭は打たれるような昨今ですが、たまには思うことを書いてみるかなあと、この記事を書いています。


1月の終わりでぼくの子どもは1歳を迎え、無事に「乳児」から「幼児」になりました。ちなみに保育園落ちました。日本死ね
ちょうど同じ時期に歩き始めて、今では小走りまで習得してしまったのでさあ大変、部屋のあちこちにある気になるものを触りまくるワケです。


今更ながら、子どもの持つ好奇心というか、エネルギーというものはスゴいものだと感じます。
当たり前なことなんだけど、気になればまず手を伸ばす。触ってみる。口に入れてみる。試してみる。どんなモノに対してもおんなじですから、親からしてみればヒヤヒヤしてしまうんですけどね。

単純明快な行動ですけど、なかなかできるもんじゃない。ぼくのような生半可なオトナにとっては。
勉強しよう!掃除しよう!と思っているのに、ソファに寝転んでしまったらもう動けず、時間を浪費してしまう経験。ないでしょうか?
まだ人生経験1年ちょっとの若造はすぐに動けるのに、30年近く生きたぼくができない。エネルギー量で負けてしまっている。なんてことだろう。
今から掃除を始めても全部終わらないなあとか、しょうもない言い訳を頭で考えてしまって、時間だけが過ぎるという思い切りのなさ。その点、子どもの思い立ったらすぐ行動!というフットワークの軽さは見習わなければなりません。


あとは、起きてからのスタートダッシュ。起きて5分後には走り回っていますが、ぼくと同じ生物なのか?と疑いたくなる寝起きの良さ。
起きた!遊ぶ!みたいなメリハリの強さ。昔はぼくもできていたハズなのに、気付けばできなくなっていたことに今更気づかされたよね。年をとるってことは、成長と退化が入り混じっているんだと、そして年をとればとるほど退行していく要素の方が大きくなっていくんでしょうね。


そんな流れに少しでも抗うために。とりあえず何も考えずに机に向かってみようかな。時間勘定なしで。