砂漠の陰から

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広大な砂漠のような社会の陰でちまちまと生きていくブログ

雑記:秋の味覚。塩ジャケがあれば無限に白米が食える

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今週のお題「ごはんのお供」


「おいしくもりもり」

カワイイ響きだね。食欲の秋だね。お腹のたるみも気になるが関係ない。白飯はウマいのだ。
ぼくは糖質制限ダイエットをやっている。糖質制限といってもだいそれたことはしていない。夕食だけ糖質を抜く。油を意識する。それだけだ。オニギリを食べるとき、ツナマヨではなく昆布を選ぶのだ。
父が糖尿病になってしまったと聞いた。他人事ではない。健康診断が近い。やるべきことはわかっている。


ただ、それ以上に白米がウマい。炊き立ての新米の甘みよ。
秋は油断する。夏に向けてダイエットしていた世の中の紳士淑女も、このときばかりは隙を見せてしまうのだろう。白米のとりことなってしまう。仕方のないことだ。


ぼくの相棒は「塩ジャケ」だ。
まさに今の時期、旬を迎えた紅鮭の切り身が鮮魚コーナーに並ぶ。たまらないね。サンマを肴に飯をがっつくのもアリだが、シャケのほうが好きだ。


少し固めに炊いたご飯に、少し焼き目をつけた塩ジャケをほぐして乗せる。お湯をかける。刻みネギを乗せる。鮭茶漬けだ。至福だ。昔からコレが好きで好きでたまらない。
シャケの塩気がいい塩梅でお湯に溶ける。だから塩ジャケでないといけない。
白だしを少し加えてだし汁にするとなおよい。最後に白ゴマをふりかけるとさらによい。無敵だ。バルチック艦隊でも勝てないよこれは。


母はぼくのシャケ好きを理解してくれていて、実家に帰るといつも用意してくれている。ある意味、ぼくにとっての母の味だ。シャケを焼いただけなんだけどね。
家を出てはじめて気づいた。魚は高い。塩ジャケを好きなだけ食えるのは幸せなことだった。ありがとう、父さん母さん。


いろんなことに感謝をしながら、ぼくは今年も塩ジャケで飯を食う。
そして罪悪感を覚える。糖質制限はどこいった。でも、しょうがないんだ。糖質制限はいつでもできるが、旬のシャケは今しか食えないんだから。